2011年12月17日土曜日

初めて香港に行ったっす

香港は僕がまだ小さいころ、家族で最初の海外旅行として祖母が訪れた地だ。お土産はプラスチックの長箸や扇子や灯篭みたいなのだったと記憶している。さすがに固定相場($1=360円)ってことはないだろうけど、スミソニアンレート($1=308円)の時代だったとしてもおかしくはないころの話っす:D

12/11(sun)、香港に着いたっす。上天気につき、いきなり今度は暑いっす。さっきまではの台湾ではマフラー必携だったのに、半袖でもいけるっす :^)




宿泊先、皇家太平洋酒店(英名:The Royal Pacific)到着っす。まだホテルにチェックイン出来ないので、街を散策するっす。

港町の様相。高層ビルが立ち並び、街も整備されていて、近代的な印象が強い一方、上野や秋葉原を思わせる街並みも狭いエリアに混在する。靴下を買いにショッピングモールに出たのだが、とにかく人が多い。あと台湾もそうなんだけど、民族性が自分中心なのか、歩く時に先や周りを配慮しないので、よくぶつかる。日本人だとかなり前からあの人はどっち側へ寄るか、みたいなのを意識してるんだけど、全然気にしてない。女性でも、ばーーんってぶつかってくるし。





緑が多くて過ごしやすい素敵な街っす。香港は近代的なものと歴史的なものの距離感が近く、かつ双方のアイデンティティが強いと感じる。所得水準は大きく違うようだが、日本の現状に照らして分かりやすいところは多いっす。因みに台湾は変化の中で流れを掴もうという野心や熱気、一体感が感じられて、日本でいうと昭和40年ごろの空気が人にも街にもビジネスにも強くあります。香港はそのあたりは超えていて、価値観が多様化しているというか、もう少しアイデンティティの勝負、あるいは評論的な冷静さみたいな温度を感じます。歴史的背景や生活水準、あるいは宗教的勢力など各々が現在おかれている環境要因は異なることを前提に、社会が発展する上での時間軸上のステージが異なると思い、そのことにおいてビジネスの戦略性も全く異なると思います。日本人が普通に観光にいくなら香港の方が楽しいと思います。ダイナミックさや親日的な空気という点では断然台湾。



夕方、ユニヴァの香港オフィスがあるエリアへ出向く。ホテルはナチュラリープラスのサロンに近い方にとったので。香港には大きく分けて「香港島エリア」「九龍エリア」「新界大陸側エリア」「新界離島部エリア」と4つのエリアがあるんだけど、それぞれで随分と雰囲気が違うし、今回経験した2つのエリアもタクシーで行き来しようとすると、あっちのエリアは知らないからと拒否されたりします。

2階建て路面電車(ストリートトリム)、実際に見るとかなりかっこいいっす。路面バスも香港は2階建てですが、断然トリムがカワイイっす。あと、名だたるブランドの路面店多いっす。同じブランドのお店を至る所で何回も見かけるっす。


竹園海鮮飯店・上環 (Chuk Yuen Seafood Restaurant ・ Sheung Wan)へ。シャコのガーリック炒め、旨いっす。あと、海老に溶けたチーズがだーーとかかっているのが旨いっす。このソースをパンですくって食べるっす。




会食後はおされなバーラウンジで仕事の話をつらつらと。新鮮な組み合わせのメンバーの飲みは、当然ながら話題も新鮮っす。



12/12(mon)の朝食。いつもどおり野菜を中心に食べましたが、飲茶もいただきました。皇家太平洋酒店のClub Loungeにて。



ランチは鼎泰豊(ディンタイフォン)、念願の小籠包の名店っす。めっちゃいろんな種類の小籠包があって、味もやっぱ本場と感じる。いただいた小龍包は四種類、「海老とアスパラ」「トリュフ」「蟹味噌」と日本でおなじみの普通のやつ。どれも美味しいっすが、海老とアスパラのやつは、アスパラの野菜の甘みがあって未体験の旨さっした :^) 因みに日本でおなじみの普通のやつ以外はしょうがダレをつけずに、そのまま食べた方が良いとのご指導でした。


新鮮だったのは、以下の蓮の葉と豆腐を刻んだもの。箸休めみたいなもののようで、そのまま食べても美味しいんですが、炒飯にかけても美味しいっす。そして、炒飯自体もとっても上品な美味しさでした。


その他には海老の焼売っぽいやつや、豆腐やきくらげの入った酸辛湯のスープ、ゴマダレで味付た麺などいただきました。どれも決して辛くはないんですが、めっちゃ汗が出たのでスパイスは入ってますね。



香港國際機場到着!改めて冷静に見ると、かなりデカイっす。

羽田への機内食は口取りのにしんの昆布巻きが美味しかった。映画は『しゃべれども しゃべれども』を観た。二回目なんだけど、またしても泣いたっす。「うっ!ど、どこでなきました?落研だけに真剣にみすぎたかしら…」とのご指摘をいただきましたが、国分太一が子役の森永悠希に平手打ちする流れや、太一がふっきれて師匠の十八番「火焔太鼓」をやりきるとことか、「まんじゅうこわい」対決で笑ったライバルクラスメイトに森永悠希がお礼を言うとことか、遅れて対決に来た香里奈が突如「火焔太鼓」をやるとことか、もう方々で泣きました:^)

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