2019年1月1日火曜日

【12/28(fri)】神保町 黒須で広島産牡蠣の塩蕎麦を食べた。鶏主体の優しく濃厚なスープがとにかく美味しい。化学調味料を使わずにここまでコクと旨みを感じるキレッキレなスープを仕上げるのは至難なのではと思う。そして少し太目な平打ち麺には、不規則な縮れがあってこのスープとよく絡む。そして牡蠣はラーメンのトッピングの域とは思えない高レベルのミルキーさ。一番感動したのは、全体としてのラーメンの完成度もさることながら、パーツの一つひとつが上等な仕上がりであること。何か一点が全体の評価を引き上げるのではなく、またスープの味が全体を支配しているわけでもない、各々の食材が異彩を放ちながら切磋琢磨してチームのレベルを上げている感じ。スープ、麺、牡蠣以外にも、レアチャーシューや味玉、メンマも、それぞれに個性を感じる。そして色紙切りのネギや春菊、ライムは心地よいアクセントを演出しています。高品質なものが集まって高い次元のシンフォニーを実現している感じ。また神保町に出向くことがあったら立ち寄ってみたいです。


【12/29(sat)】



【12/30(sun)】地元藤沢の行列ができるラーメン屋さん、鮮魚鶏出汁麺の沢むらへ。鶏スープって、キリッとした澄んでるやつとトロミを感じる白濁したやつがありますが、こちらの鶏スープは僕の好きな後者でしたので、濃厚鶏出汁麺をオーダー。が、名物は鮮魚出汁麺ってことなので、こちらも一口いただきました。鶏出汁は思ったとおりの味、鮮魚出汁も深みある味わい。そして大将の奥様が仕込んだというグリーンカレー麺も美味しかった。もともとお寿司屋さんらしく、ちらし寿司の具がラーメンにのったような「ちらし麺」って人気メニューもありました。




中目黒 RODEOは、炭と薪を使ってさまざまな食材を調理するイタリアン・バル。テレビで紹介されていた渡辺シェフのスペシャリテ「炭トキドキ薪 ミートスパゲッティ」がめっちゃ美味しそうだったので、真似てみた。炭や薪は使わないけど、ふるさと納税で北海道白老町からいただいたハンバーグをグリルでこんがり仕上げ、茹で上げた有機スパゲティにのせてほぐす。肉汁が行き渡ったら、デミグラス、パルミジャーノ、黒胡椒を渾然一体に。所謂挽肉ではなく、ゴロンとしているハンバーグの肉片が強く主張してくる一品は、美味しさに楽しさのスパイスが加わった素敵なレシピでした。

【12/31(mon)】



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