2018年10月13日土曜日

【10/1(mon)】普通の居酒屋の佇まいながら、予約で満席が絶えない麻布十番 鳥居坂下のこまへ。事業、仕事、職場、会社をどんな風にしていきたいかみたいな話を、環境が違う分野の人と意見交換の名の下に壁打ちするのは有意義です。ちなみに花咲焼売って、誰が考えたんでしょう? 中華料理にも登場するので、日本だけのものではないですよね。1952年に毎日新聞に連載された「やっさもっさ」という横浜を舞台にした小説には、花咲千代子という役名の女性が、横浜駅の東海道本線ホームで崎陽軒の「シウマイ」を赤いチャイナドレス風の衣装とミス・コンテスト受賞者のようなたすきをつけた出で立ちで駅弁形式で販売するスタッフのことを言う「シウマイ娘」として登場しているらしい。花咲蘊蓄はともかく、自作してみたい!






【10/2(tue)】



【10/3(wed)】

【10/4(thu)】新橋の幸正でビーフカレー。女将がおひとりで切盛りしてるこじんまりした居酒屋のようなカレー屋さんです。店名といい、店構えといい、場所といい、通りすがりにこの出会いを思わせるものは微塵もない。ターメリックライスとトマトライス、二層のライスの上には醤油と赤ワインで煮込んだとろとろビーフ。これをビーフカレーと呼ぶなら、世のビーフカレーは何たるかと思わせる存在感。ターメリックライスの中にはサイコロ大の柚子大根が入っていてアクセントに。カレーは牛テールのサラサラスープ、辛さは控えめで味わいを楽しむ感じの仕上がり。付け合せのパステルカラー3色マッシュポテトは、色だけでなくお味も違います。ピクルスの盛合せやスープも含めて、見た目だけではなく料理としてのクオリティもバッチリな才色兼備カレーでした。


【10/5(fri)】麻布十番、麻生野菜菓子で和栗のモンブラン買った。栗のお菓子は間違いなく美味しいデスねー。暖簾をくぐった店内は野菜素材の和洋菓子、野菜の羊羹/水羊羹、野菜のフィナンシェ、野菜最中、野菜チップス、野菜餡のどら焼き、豆菓子、そして野菜のジュースやゼリーなどなど。カフェスペースを併設していて、こちらではケーキやパフェなどの甘味とお茶、夏場には野菜や果物のシロップを使ったフォトジェニックなかき氷などのCaféメニューをいただくことができ、ケーキなどはテイクアウトも可能です。代表の花崎年秀さんの本職はグラフィックデザイナー。野菜の懐石料理のお店のグラフィックデザインを担当したときに「野菜寿司」というメニューに衝撃を受けて野菜の世界に興味を持ったそうです。もともとデザイナーということで、お菓子は「味はさることながら見た目も重要」という考え方が根底にあるというお話がすごく納得いきます。お菓子にみならず、パッケージや店内装飾に至るまで全体の調和がステキです。「分からないから、見えることがある。大切にしているのは素人目線の自由な発想。」とか「人は経験を積むと、つくり手の立場になってしまい、つくり手の目線で考えるようになってしまいます。でも、わたしはいつまでも消費者目線で商品に向き合いたい。」とか、すごく共感します。

【10/8(hol)】新宿歌舞伎町ゴールデン街の一角、元祖濃厚煮干ラーメンの最高峰と称される「すごい煮干ラーメン 凪」の新宿ゴールデン街 本館で「すごい煮干ラーメン」をいただきました。食べて思った。ばーちゃんの作る味噌汁は煮干出汁だった、そしてその煮干はそのまま具材だったこと。その濃厚という表現を超えた煮干の存在感が半世紀前を手繰り寄せました。手揉みちぢれ中太麺がスープにしっかりと絡む。が、幅広麺の名古屋名物のきしめんを思わせる「いったん麺」は、つるりとしたシルキーな舌触りでノスタルジーが強烈です。名古屋育ちだからでしょうか。台湾・フィリピン・香港・中国・シンガポールに23店舗を展開、海外は煮干ではなく、豚骨ラーメン「豚王」でブランド展開しているのも流石です。

前職の方のお祝いごとをきっかけになぜか新宿ゴールデン街、花園五番街のシネストークへ。開店は1994年だから平成なんだけど、雰囲気は完全に昭和。高校時代の同窓同級である明川哲也(助川 哲也 / ドリアン助川)著の『世界の果てに生まれる光』に収録されている『ジョンを背負って7000メートル』は、ジョン・レノン追悼番組で使った20kgもある彼の巨大な写真パネルを、たった一人で六本木から新宿ゴールデン街の店まで7キロも歩いて運ぶ男の1日を描いた話なんだけど、そのパネルがこちらのお店の階段にある。偶然ご一緒した方とドラゴンズの話、映画「グレイテスト・ショーマン」などの話、鍼灸の話、新たなビジネスの可能性の話などなど、めっちゃ楽しかったです。話の流れでちょっとNHKをディスるところがあったのですが、ご一緒の中のお二人がNHK関係というバツの悪さもありました。一番のアップテンションは、僕よりパイセンのNHK絡みのダンディが京都に縁のある方で、シアンクレールというジャズ&クラシック喫茶の話で盛り上がったことです。何をおっしゃっているのかわからない部分もありましたが、気持ちが繋がってフィーリングが行き来した手応えを感じました。いいですね、新宿ゴールデン街。

【10/10(wed)】エキュート品川内、ぬる燗佐藤 御殿山茶寮でお昼に生姜焼き食べた。子供の頃は豚肉が苦手だったこともあり、若かりし頃はあまり選択してこなかったメニューですが、今ではちょくちょく、むしろ積極的に食べます。ご飯の上に千切りキャベツ、生姜焼きのせて、唐辛子パッパツパッしてマヨネーズトッピングして、豚丼みたいにして食べるのも好きです。


【10/11(thu)】

【10/12(fri)】



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