2019年5月7日火曜日

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ゴールデンウィーク中に4・5月生まれ合同誕生会が開催された。家族の半数を占める与党勢力が祝福される一大イベントは、武蔵小山のナポリピッツァ Pizzeria la Rossaにて。食べログにて『東京ベストレストラン』『東京ベストランチ』『東京ベストピッツア』そして『全国ピザ百名店2017・2018』の受賞を獲得した名店。引っ切りなしに一見さんと思しきお客さんが訪れるが予約で満席、「待っていただいてもご案内はいつになるか読めないです」という感じ。

オーナーシェフの丸山さんはイタリア料理30年・ピッツァ職人25年のキャリア、「どこかで修行をしたのでは、その店を越えるものは作れない」という思いから、自らの試行錯誤で小麦粉の配合や発酵時間、発酵方法などを研究して、自分が本当に旨いと思える生地を作り上げたそうです。曰く、『ある道のプロの方の言葉「まずは好きになる事。好きになったらとことんやれ。そればかりやり続けているとバカになる。バカになったらプロになれ。プロとはそれしか出来ないバカなんだ。でもそのひとつを極める事で人を感動させる事だって出来るんだ。」当たらずとも遠からずといったところか』。

私も仕事と趣味の境い目って微妙だなぁとは学生のころから常々思ってきたところで、何事につけ中途半端な理屈や机上の論理ではなく、とことん考えようとする熱意が大切だとすごく思う。そんな風に思いながら当時は経済学史を専攻していたこともあって、以来、座右の銘は経済学者ケインズの師であるマーシャルの言葉『Cool Head,but Warm Heart.』。本来の意味はそういうことではなくて、「理論に長けている一方で、庶民の生活を何とかしたいという温かい心、すなわち常識、正義感、道徳などの人間性がそれに増して大切だ」ということですが、意訳的に解釈して心に置いています。

さて肝心の食事。まずはセットメニューの前菜盛合せプレートが素敵。ソナタ展開の序章や提示部みたいな存在に留まらず、バル利用だったならコレだけで完結しても納得できるクオリティ。メインのピザは、水牛モッツアレラとアンチョビやフレッシュトマトが特徴の店名を冠する「ラ・ロッサ」 、トマトソースとキノコが特徴の「フンギ」、JAPAN MENU AWARD で最高評価の3つ星を受賞した塩豚と青ネギが特徴の「ジャポネーゼ」、3枚をシェア。いずれもモッツァレラベースのピザに変わりないのですが、まずは生地が風味豊かで耳まですごく食感に優れる、そして生地と具が一体となって”ナポリピッツァ”を全体的に表現、それでいてそれぞれのメニューの特徴がしっかり際立っていて、美味しいことはもちろん、最後の1枚まで全く飽きることなく楽しめました。

少し塩気が強いように感じ、モッツァレラの風味を際立たせるためだろうかと思ったのですが、同席者はそのように感じてはいなかったので僕固有の感性だったのかもしれません。そしてパスタは濃厚な味わいのカルボナーラ。こちらも秀逸でした。いずれも食べ応えある量なので、少食メンバーのグループは人数分の品数を頼むとちょっと多いかもしれません。











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