2019年4月8日月曜日

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新橋の「みっちゃん総本店」でお好み焼きというか広島焼きを食べた。テーブル席ならすぐ座れたのですが、やっぱお好み焼きは鉄板から直接食べたいので、ツレの方にお断りしてカウンター席へ。出来上がりまでしばし、さながらショーのような調理作業を見ながら過ごします。3人の焼方さんが秩序だって流れ作業で焼き上げていく様子は見ていて飽きません。流れ作業にしているのは、その日に焼くお好み焼の味を均一にするためで、「伸ばし・盛り」「焼き」「仕上げ」の3つのポジションを分担して焼き上げるそうです。お客様全員に同じ美味しさをご提供したいという“みっちゃん”の方針で、1枚を一人が焼くことで焼き手によって味が変わってしまうことを避け、たとえ1枚しか焼かない時でも複数人で焼いているそうです。できあがったお好み焼きはテーブル席のように切り分けてお皿で供されたりはせず、目の前に運ばれます。焼き上げる行程を見ることができて、最後の一片まで熱々でいただける至福は目の前に鉄板があればこそです。お好み焼きにはオプションでネギをトッピングしてもらいました。+200円ですが、めっちゃ大盛りですし、見映え、美味しさの双方からおススメです。ちなみに「みっちゃん」は戦後の復興に励む広島の街で、お好み焼き屋台「美笠屋」として昭和25年に創業。この頃のお好み焼は、クレープ状の生地にネギとわずかな野菜をのせて焼いて半月状に折りたたみ、ウスターソースを塗って、薄皮と呼ばれる木の皮にのせたのを新聞紙に包んで持ち帰る、おやつ感覚のものだったそうです。ちなみに僕が幼少の頃、それは昭和40年代ですが、名古屋の地元のスーパーの持ち帰り専用窓口みたいなところで売っているお好み焼はまさにこのスタイルで、それはそれで懐かしの味です。但し、薄皮ではなく八百屋さんとかが野菜を包む、緑色やピンク色の紙で包まれていたように思います。広島ではその後、昭和25年から30年代にかけて、美笠屋二代目“みっちゃん”こと井畝満夫氏のさまざまなアイデアやひらめきによって、広島の復興とともに育まれて現在の形に変化したそうです。ちなみに”みっちゃん”によって生み出されたものは、【その1:お好みソース】昭和25年頃はさらさらのウスターソースを塗っていましたが、それではソースがしみ込んでしまいます。ウスターソースを作る過程で廃棄されるドロドロした沈殿物を見て「これはお好み焼に合う!」とひらめき、片栗粉を入れてとろみのあるソースを作ってくれと頼んだのでした。こうしてドロッとした、現在の『お好みソース』が誕生したそうです。【その2:そば入り】屋台で「お好み焼」を食べていた“みっちゃん”が、焼きそばの上にお好み焼をのせてみたところ「こりゃ、美味しいし腹もいっぱいになる!」ということで、今のお好み焼の原型が誕生。具の充実とともに丸いお好み焼に形も変わりました。そば入りのお好み焼を店舗で最初にメニューとして提供したのも“みっちゃん”。現在の麺は、日本全国のお好み焼専用の麺を製造している「いその麺」。いその麺の生麺は小麦の香りとコシの強く、お好みソースとよく絡むように“かんすい”を抑えてあるのが特徴だそうです。【その3:ヘラで食べる】屋台では、皿を洗うには水を汲みに行かなければならないし、割り箸も高価な時代。鉄板の上でヘラを使って食べれば、皿も割り箸も使わなくてすむと考えた“みっちゃん”は、お客さんにこのスタイルをすすめました。珍しいスタイルは人気となりました。創業当時は、熱くなる金属製のヘラの持ち手に布を巻き付けていましたが、すぐに汚れてしまうので、木の板を取り付ける事を思いつきました。このヘラを作ったのは、屋台仲間の女将のためだったそうです。「みんながうちも付けてくれ〜と言う事になったんよ」とのことです。【その4:きゃべつ・もやし入り】ネギの代わりに安いキャベツを入れたところ、ボリュームも出て美味しくなりました。キャベツの値段が高騰した際に、具を多く見せるために年中安いモヤシを入れてみるとキャベツとの相性はバッチリ。 定番の組み合わせとなりました。キャベツは季節・その日の状態・部位によって切り方を変えたりしているようです。


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六本木一丁目、六本木グランドタワーのインド料理とタイ料理のお店、ディップパレス《Dippalace》で1ヶ月ぶりにランチ。Dipスペシャルcomboを注文、ご飯ものメニューはガパオライス、麺ものメニューはトムヤムクンヌードルのコンボを選択しました。こちらのトムヤムクンのスープは酸味が強くてめっちゃ好きです。店内のBGVはいつもインド映画が流れているのですが、いまだにインド映画は歌と踊りづくしなんですね。なぜなら『宗教派閥が沢山あって恋愛描写とかのNGラインがめっちゃ複雑、かつては映画でのキスシーンはご法度だった』そして『37もの言語があるので、会話だけだとわかりにくい』ってことで、魅せたいところは歌と踊りで盛り上げよう!ということで文化として定着したとのこと。ちなみに封切りの1ヶ月ほど前からミュージックシーンの曲が発売され、観客は公開までに音楽を聴いて覚え、実際に映画館でその曲がどのように映像化されているか楽しむといった感じだそうです。3時間以上の上映が当たり前なので途中に休憩があって、そこでみんなで踊って後半を待ってたりするとのことです。
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3月初旬、二子玉川の高島屋で撮ったひな壇飾りのインスタ投稿が、髙島屋と静岡県東伊豆町が開催していたコラボレーションイベント内の「ひな祭りInstagram写真コンテスト」で賞に選ばれるという栄光に浴した。雛飾りは、見事な七段の壇飾りにまずは目が行くのですが、江戸時代後期から静岡県東伊豆町稲取に伝わる「雛のつるし飾り」の醸し出す情緒感も素敵でした。日本三大つるし飾りの一つとして伊豆の春を彩る伝統行事となっているそうで、女の子の健やかな成長を願ってそれぞれの雛の意味や決まり事を守りながら独自の和裁細工として一つ一つ手作りで受け継がれていることを知り、つるし飾りをメインに段飾りを背景でぼかして見せる構図で撮影しました。賞品としていただいた紅ほっぺは、東伊豆町稲取の田村ファームさんのオリジナルブランド『紅の輝き』です。ブランドイチゴは酸味が強めの「あまおう」が有名ですが、「紅ほっぺ」は甘みと酸味のバランスが良いと、味覚好感度のブラインド調査で一番人気の結果も出ています。苺の香りが強く、すごく甘いのはもちろん、風味が深くて口の中に苺畑が広がるようです。


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昨年末にオープンした麻布十番のOSHIDORI( @od_jyuban )、中華中医薬学会が認証する国際薬膳調理師監修の本格火鍋のコース。半個室オンリーの店内はおしゃれでとっても落ち着いた雰囲気。スタッフの方の接客も適度に行き届いた感じがとても気持ちよくて寛いで過ごせます。赤い麻辣スープはデトックス、白い白湯スープはアンチエイジング効果が期待できるとのことで、良姜、草果、クコ、龍眼、なつめなどいずれも十種ほどの漢方が贅沢に溶け込んでいるそうです。複雑で味わい深いスープ、そしてもっちりした食感のいろいろなきのこがめっちゃ美味しいです。しゃぶしゃぶのお肉は、特にタンが美味しかったです。薬味もすべて食べられるとのことで大粒の唐辛子を食べてみたら意外にも辛くなかったので2つめを一気に頬張ったら今まで生涯で食べたものの中でトップクラスの辛さ。粒によって辛さが全然違うんですね。めっちゃ汗出ましたが、辛いのは大好きなので美味しく楽しくいただきました。鴛鴦コースは前菜3種からスタート、野菜・きのこ盛り、肉3種盛り、練り物、〆の麺、デザートまで、おなかいっぱいに満たされました。また、伺いたいです。















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家の近くに「関次商店 パンの蔵 風土」という名のパン屋さんができた。明治初期から米穀肥料商として現在も続いている関次商店の土蔵の穀物蔵を改装してつくられたパン屋さんで、ご夫婦ふたりが始めた天然酵母のパン屋さんとカフェ。穀物蔵内部は壁に板張りも上塗りもせず、塗り壁の木舞組をそのまま見せる形式になっており、壁土によって温度を調整するしくみだそうです。朝早くに伺ったところまだ店内は空いていましたが、みるみる間に満席となりました。ツナ・セミドライトマト・パルミジャーノのサンドウィッチと、自家製マヨネーズのタマゴロールをコーヒーとともに美味しくいただきました。コーヒーも手間を惜しまない丁寧な淹れ方で、すごく美味しかったです。持ち帰りでミルクパンと胡麻のなたね丸パンとカカオニブ・クランベリー・ナッツバーを購入。夕飯でいただきましたが、素材の良さと仕事へのこだわりが余すところなく伝わってくる絶品ハイクオリティの美味しさでした。小麦から自家培養した天然酵母を使って焼いているそうで、店主の岩田さんは天然酵母のパン屋の草分けと言われている東京の「ルヴァン」などで修行をされたとのことです。ちなみに藤沢市は、このパン屋さんがある旧東海道藤沢宿周辺を街並み継承地区に指定して魅力あるまちづくりに取り組んでいるところで、「関次商店 パンの蔵 風土」は「藤沢市街なみ継承地区魅力向上店舗集積事業補助金」を活用した第一号のお店だそうです。まだお店は改築中で、テラス席なども準備しているとのこと。一帯には穀物蔵の他に石蔵の肥料蔵や文庫蔵もあり、国登録有形文化財に認定されています。















本格スパイスカレーが簡単にできるカレーSのキットに史上最強の新商品「ハーブとチキンのカレー」が出た!とのご案内をいただき、早速ポチって、作って、食べった。キットの他に容易するのは鶏肉、玉ねぎ、トマト。ざっと1時間ちょっとで本格的な美味しさのカレーできました。





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