2019年4月22日月曜日

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魚介イタリアン・チーズ食べ放題の店、新宿のUMIバル @umibal.shinjuku へ。お店は西武新宿駅が最寄りで、周辺に新宿感はあまりありません。むしろ界隈にはまだ築浅を感じるオシャレな飲食がポツリポツリ。こちらのお店も場所が分かりにくいしビル地下の立地で隠れ家のような感じなのですが、月曜の夜から満席の賑わいです。牡蠣の食べ放題コースが多くのリピーターに人気のお店のようですが、僕らはアラカルトで。アサリがアクセントのカポナータ、バジルとトマトのソースでいただくイタリア産ブラッターチーズ、とろとろ熱々カマンベールチーズのアヒージョと、まずはお酒がススむ王道メニューを行きます。飲み物はビールからスタート、マリンブルーが鮮やかな海レモンサワー、そしてハイボールなど。お料理のメインは牡蠣の5種盛り。生、焼き、蒸し、雲丹のせ、オイルの5種をそのままに、あるいはサルサ/牡蠣醤油/レモン汁などお好みでいただきます。各地の専門業者から無菌処理したものを仕入れているという牡蠣はプリプリ&クリーミーで至福ののど越しで、『牡蠣は飲みもの』というお店のアピールも頷けます。牡蠣フライは、熱々の衣、レア感しっかりの大粒な牡蠣、濃厚なタルタルソースの絶妙なバランスがいいですね。そして名物のシカゴピザは、パン生地にナイフを入れるとチーズがダラーっとなる様子が動画映えする一品です。撮りませんでしたが(笑)。カボチャの甘みいっぱいですが、最後に蜂蜜をかけるとまた味わいが変わります。その他にはふんわり雪チーズオムレツや黒トリュフのパスタなど。女子会的なグループが多い中で、居酒屋会社員っぽいアイデンティティを滲ませつつ、クリエイティブで建設的な一夜を堪能しました。












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広尾のサルシータ≪SALSITA≫でメキシカン。こちらのご主人、森本さんはスペインやメキシコ文化にめっちゃお詳しいようで、メニューを眺めるだけでそのこだわりみたいなものを感じます。メキシコ料理は大好きであちこちで食べてますし、アメリカ西海岸クルーズでメキシコに立ち寄った際も本場のタコスとか食べてみたりもしました。が、一番斬新に美味しかったのは「ソペス」。トルティーヤの上に野菜やサルサなどタコスの具がのっかっているという意味ではタコスと何ら変わりがありません。が、トルテーヤに厚みがあってジャガイモのようなもっちりした食感なのでタルトみたいな感じです。一番楽しみにしていたチョリソのケソ・フンディードは、間違いない美味しさ。オーブンで溶かしたモンテレイジャックチーズに、フライパンで炒めたチョリソと燻製した唐辛子から作られるチポトレがトッピングされています。これを布でくるんで籠盛りで供されるトルテーヤで包んでホットソースを垂らして食べる。想定していたような辛さはありませんが、追って汗がタラーっと噴き出ます。チキンタコスやチキンフラウタスもそれぞれの個性を楽しみましたが、構成要素が似ているので食感や風味づけの妙で味わいを楽しみます。他には、前菜定番のチップス&サルサや、思ったよりも食感がもっちりしっかりしているサボテンのサラダなど、どれも本格的な深い味わいを感じる品々でした。








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駒込のガンコンヌードルへ。海老出汁推しのお店のようですが、変わり種の塩レモンそばを。ベースは大山鶏、煮干、昆布による天然素材100%の無化調淡麗塩スープによるこだわり塩ラーメンですが、トッピングのレモンスライスがかなり尖った個性を発揮します。そして別皿の蒸し鶏の塩麹和え、味玉、小松菜のおひたしも繊細な味わいが個性的です。丼に盛らずに別皿で出される所以でしょうか。食べ進めながら、時折レモンスライスを頬張ると口の中の風味が完全にリセットされて、繊細な味わいの輪郭が再び際立ちます。関西人が言うところの「永遠に食べれる」系の資質を感じます。
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六本木ヒルズのエッグセレント≪Eggcellent≫でランチ。エッグベネディクトやパンケーキなど、こだわりの卵を使ったフォトジェニックなメニューで人気です。ちょっとお昼には早めの時間の店内は、日本人めっちゃ少ない。英語と中国語と韓国語、そしてアチャアチャ言ってたからたぶんヒンディー語のグループがそれぞれ数人ずつ。これに日本語グループが2つ加わって、全員女子のかしましいおしゃべりに包まれました。聖徳太子のような気分ですが、聴き取れているわけではありません(笑)。オーダーは期間限定メニューの「カレーにもりもりブッダボウル」。エッグセレントで人気のブッダボウルに、ヘルシーな鶏肉のビーンズキーマカレーを盛り合わせた一品。そもそも「ブッダボウル」って何か知らないのに確認せず、てっきりカレーや野菜の下にはライスがあるものと思って食べていたら、底まで野菜だったという衝撃!(笑)。でもヘルシーで、カレーとヨーグルトみたいなドレッシングの風味がバランス良く美味しかったです。ちなみに『トイ・ストーリー4』のロードショーを3ヶ月後に控えて、六本木ヒルズでは、”PIXAR FUN FUN”イベントを開催。ピクサーの科学に迫る体験型展示「PIXARのひみつ展」が開催されているほか、所定の飲食店で期間限定インスパイア メニューを注文すると、全8種類のPIXARオリジナル コースターがもらえます。ということで、コスチュームスーツを構成する3色によるバズのと、カーボーイスタイルの衣装とアンディのサイン入り靴底をあしらったウッディのをいただきました。






六本木ヒルズ 森美術館で開催されている『六本木クロッシング2019展:つないでみる』に行った。現代美術からファッション・AI・人工生命まで、現代の表現を通して見える「つながり」に注目することが本展の主旨となっています。その背景にあるのは、情報通信技術など、さまざまなテクノロジーが加速度的に進化して私たちの生活が便利になっていく一方で、それに起因する新たな問題が浮かび上がっている現実です。価値観の多様性が認められるようになった一方で、オープンであるはずのインターネットが、特にSNSにおいて意見や認識の同調や共感を助長して逆説的に閉鎖的なコミュニティを生み出してしまう問題、偏った政治観によって引き起こされる軋轢や拡がり続ける経済格差など、さまざまな「分断」の顕在化を指摘しています。対極のものを接続すること、異質なものを融合すること、本来備わっている繋がりを可視化することなど、アーティストたちは作品を通じてさまざまな「つながり」を提示しています。それらは現代社会に対する批評的な視点や発想の転換でもあり、「分断」と向き合うためのヒントとなる可能性を提供します。ソーシャルの時代の新しい「つながり」のあり方、そこを徹底的に掘り下げてみるという取り組みに対して、インスピレーションを感じる有意義なひとときでした。








新橋の田中そば店で中華そば食べた。六本木一丁目から新橋に向かう道中でお蕎麦を食べようと思っていたのですが、目当てのお蕎麦屋さんが貸切で入れず、さらに歩を進めてこちらにお世話になりました。ラーメン百名店TOKYO2018の「田中商店」の姉妹店です。職場近くの赤坂アークヒルズにもお店が出ていますので、そちらには二度ほど立ち寄ったことがあります。田中商店は豚骨濃厚スープに極細麺といういわゆる博多長浜ラーメンなのに対して、こちらは喜多方ラーメンがベース。豚骨を濁らせないように炊き、塩だれで味を整えた塩豚骨スープは温度高め、透明感があって旨みいっぱい。中太の平打ちちぢれ多加水麺は、ツルツル・モチモチっとしていて喉ごしなめらかな独特の食感がすごく好きです。具は脂身少なめのバラ肉チャーシューと半熟煮卵、味付け黒メンマ、そしてたっぷりのネギ。大変おいしくいただきました。

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スナップえんどうとトマトがあったので、パスタを作った。鍋にたっぷりの水と塩を入れて沸かし、パスタは少し短めの時間で茹で上げ、お湯を切ってオリーブオイルをからめる。茹でた麺の量に対してミートソースが少な目だったので、トマトケチャップを投入してペッパーソルトで味を調える。素朴な味わいですが、ミートソースの味一色にはならず、パスタそのものやトマト、塩などそれぞれの味が組み合わさって織りなす風味を感じることができます。ちなみに「さやえんどう」「絹さや」「スナップえんどう」って何が違うか知ってます?さやごと食べられるのを全般的に「さやえんどう」というので、「絹さや」も「スナップえんどう」もどちらも「さやえんどう」の一種です。これに対して豆をたべるえんどうがグリーンピースなどのえんどう豆、芽を食べるえんどうが豆苗です。では「絹さや」と「スナップえんどう」は何が違うのか。「絹さや」は日本で古くから親しまれている、さやがペチャンとした平べったいやつです。これに対して「スナップえんどう」はこの30年ぐらいで広まってきたアメリカからの輸入品種で、さやがプクッとしていて厚みがあります。


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