【7/29(sun)】炒飯作って食べた。炒飯の上には目玉焼き。これが乗っかっているのといないのでは、まずは視覚に訴えてくる美味しさ感が全く違う。そして、黄身をいつつぶすのかという想像が、食べる事への取り組みを楽しいものにする。不用意に黄身をつぶさないように食べ進め、中盤以降の気の充実によるココゾ!という決心によって決壊させる。それは弓道における「会」から「離れ」に至るようなプロセスだ。黄身が滴り出してからは、それまでの炒飯のパラパラ食感や白身のタンパク感から一変した、ねっとりワールドの堪能が進む。最後の一口を食べ終えるに至るとき、黄身が皿に残りすぎることなくちょうど良いバランスでフィニッシュできると、決壊のタイミング判断が間違っていなかったことに対する自己承認が生まれる。早めに黄身を決壊させてしまった時は要注意だ。ともすれば炒飯に絡める黄身の量を加減することでねっとりワールドを十分に堪能することなくフィニッシュの帳尻合わせで自己承認を獲得しようとするようなことになりがちだが、そもそも何のための目玉焼きトッピングだったのかという原点を見失わぬよう強い意思を保つ必要がある。
週末はかなさんの誕生会を、本人のリクエストでスペイン料理、表参道のサングリアにて。静岡に老舗の本店があるお店です。ファミリー6人の誕生日は春が3人、夏1人、秋が2人で、冬はなし。なので今回は主賓一人の「パエリアが食べたい」という意向がそのまま反映された店選びです。スペイン料理は魚介のイメージなのですが、馬鈴薯たっぷりのスパニッシュオムレツ、バゲットといっしょにいただくプルーピートス(イカの墨煮)、若鶏とポテトを特製にんにくソースで焼き上げたガーリックチキン、そして生米から炊き上げた魚貝の旨味たっぷりの魚貝ミックスパエリア、さらに静岡麦豚とスペインソーセージチョリソーのパエリアまで、全般的に炭水化物が多くてハンパない満腹感でした。ファミリー誕生会は冬は該当者なしにつき開催されませんが、年間でメインのパーティとなるクリスマスプレゼント交換会が盛大に執り行われます!
夕飯も家族そろって。
【7/30(mon)】麻布十番、鳥居坂下の喃喃で会食。素材の鮮度と質の高さにこだわる、看板出さずにビルの4階で営業する隠れ家的ビストロです。人気メニューのミートパイや雲丹のレモンクリームパスタも美味しいですが、お肉の前菜盛り合わせとスズキのカルパッチョが群を抜いて美味しかったです。予約の女子で満席の店内はかしましく、厨房はフル稼動でしたが、お店の雰囲気や接客が温かく、寛いで過ごしました。
【7/31(tue)】孫娘が我が家へ。粘土遊び、大好きです。