タウンクライヤー世界チャンピオンに何度も選ばれた経験を持つグラハム・キーティングさんによる開会宣言。2000年に行われたシドニーオリンピック決定を祝う国の行事でも進行役を務めるなど、オーストラリアNo.1のタウンクライヤーです。タウンクライヤーとは直訳すると「街の叫ぶ人」(笑)!起こりは中世のイギリス。村や町の広報官として馬に乗って鐘を打ち鳴らし、法律やニュースを民衆に伝え歩いた役人で、声が通るため、国や町の進行役もかねていたそうです。
WLI最終章にふさわしく、シドニーコンサートオーケストラによる壮大な演奏。1996年にベートーヴェンの第九を演奏する目的で結成され、クラシックから現代的な楽曲まで幅広いレパートリーをこなすオーケストラ。今回のオーケストラメンバーはシドニー交響楽団、オーストラリアン・オペラ&バレエ・オーケストラのメンバーとシドニー在住のフリーの音楽家を合わせ、合計40名によって構成されました。
Ms. Caitlin Rose Harrisは現在躍進を続ける若手ソプラノ歌手です。 歌だけでなく、女優、ダンサーとしても脚光を浴びており、その才能からこれまで多くの賞を受賞してきました。 オペラ座の怪人のクリスティン役、ミュージカルのエニシングゴーズなど数々のミュージカルにも出演。最近では、キャッツのイギリス版公演のキャストにも抜擢されたそう!今回はかの名曲「オペラ座の怪人」を熱唱していただき、さらに日本の名曲「川の流れのように」もご披露いただきました!
World Leadership Invitational 2015 at OPERA HOUSE in Sydney。6回目となる今回のWLIが今までと全く違った感慨に包まれたことは言うまでもない。構想からデザインコンペ・設計・三段階にわたる建設・完成までの波乱のストーリー、4年間の当初予定工期から遅れること10年での完成、総工費は当初予定の14倍となる1億200万USドル、そして完成から最短での世界文化遺産認定といったオペラハウスの奇跡。そして、いつかこの会場を借り切ってのイベントを実現したいという思いから5年、年間3,000の舞台を文化芸術公演優先で運営するレギュレーションの中で、粘り強く思いを伝え交渉することで貸切利用を実現したナチュラリープラスの奇跡。奇跡の場オペラハウスにナチュラリープラスの想いが奇跡的に通じて成立したその場にが私たちが現実にいて、一流の舞台・オーケストラ・歌手による演出とともにその場の空気と時間を共有している現実。何よりも私たちの心に深く沁みた情感は、この道を選んでここに至ったそれぞれにとっての誇りと確信だったのだと思います。
夜は皆さんで打ち上げってことで中華料理のお店に向かいました。会員の皆さまで溢れてましたが(笑)