2019年3月25日月曜日

3/18
暖かな春の陽気に誘われて、泉ガーデンタワー前の桜並木のつぼみが膨らんでいます。中には数本、気の早いソメイヨシノが既に開花もしています。ちなみにwikiによるとこのソメイヨシノ、サクラの名所として古来名高く西行法師の和歌にもたびたび詠まれた大和の吉野山(奈良県)にちなんで当初は「吉野」の名で広まったそうです。が、吉野は日本の野生の代表的な種で寿命が長く大木になるヤマザクラであり、観賞用として江戸時代に誕生したソメイヨシノとは異なることが後に判明、「染井吉野」に名を変えたそうです。「染井」は江戸時代に染井村(東京都豊島区駒込)の植木屋がソメイヨシノを売り出したことに由来するそうです。一方、泉ガーデンタワー内1階と4階のホールには、桜のエントランスフラワーがアレンジされていて、こちらは一足先に満開の装いで彩りも鮮やかです。


 3/19
泉ガーデンにお勤めの方の会社が移転するってことで、送別ランチをご一緒に。いつも僕のインスタをご覧いただいていて、一度行ってみたかったという常連のCafé LUMEへ。チキンコンフィにポテトとキャロットラペを付け合せたセットランチをいただきました。コンフィは低温でゆっくりと加熱する調理手間暇かけた調理法ってイメージですが、元はフランスで生まれた保存調理法です。肉に塩とハーブをまぶして油脂の中で低温で加熱した後、そのまま冷やして凝固した油脂の中で保存するってことです。そして肉のコンフィは本場フランスではアヒルとがちょうの肉だけを言うそうです。そして、アヒル=鴨=duckであり鴨が野生種なのに対してアヒルは家畜、がちょう=雁=gooseであり雁が野生なのに対してがちょうは家畜っていうのがなかなか混乱して覚わらない。
 3/21
おしゃれな食の雑誌『ELLE グルメ』特別編集のフリーペーパー『ELLE クッキング』の3月号はトマトをとりあげています。トマトと言えば「リコピン」、その抗酸化力はビタミンEの100倍以上とも言われています。そのリコピン、脂溶性であることから油との相性が良いこと、加熱するとより体内に吸収されやすくなること、乳脂肪分とも相性が良く一緒に摂ると吸収率がアップするそうです。ってことで一押しレシピには、じゃがいもの代わりにトマトを使った『トマトのハッセルバック風』が紹介されていた。トマトに切れ目を入れて、ベーコンやチーズを挟んで塩、胡椒振ってオリーブオイルダーッとかけ回してグリルで焼きあげます。ちょっと火が強くて焦げちゃいましたが、フランスパンとともに美味しくいただきました。


人参をなかなか使い切れないので、キャロットラペを作ってみた。で、バゲットにクリームリーズ、そしてラぺをのせてパクり。ラペのドレッシングはマスタード、はちみつ、塩、酢、レモン汁。そしてオリーブオイルを分離しないように少しずつ混ぜて、クミンパウダー、カレーパウダー、仕上げに黒胡椒ガリガリ。たくさん作ったので、食べきれない分はタッパーに入れて常備菜に。にんじんの常備菜といえば、ツナと炒めた沖縄の郷土料理、しりしりも好きです。
 3/22
前職で長らく通っていた月島、その路地裏にひっそりと佇む築68年の古民家。こちらを2年ほど前にリノベーションして誕生した一軒家レストランで鶏料理を提供する「Vegi&Bird」へ伺いました。ミシュラン・ガイド(香港・マカオ版)でオープン以来5年連続で1ッ星を獲得している『鮨わだつみ』(旧、銀座いわ)が日本で展開する株式会社 和食の力の『Vegi&』ブランドのお店です。『Vegi&』ブランドは、モアーク農園産の有機野菜を核として「Vegi&Bird」以外に「Vegi&Fish」「Vegi&Grill」「Vegi&Meat」があります。ちなみに「Vegi&Chicken」ではなくて「Vegi&Bird」ってとことにちょっと意表を突かれました(笑)。お料理ですが、有機野菜のサラダ、鶏レバーのパテ、≪名物≫鶏モモ肉の炭火焼き、≪シェフ特製≫鶏塩煮込み、鶏の生ハムとキノコのリゾットなど、美味しくいただきました。鶏は鳥取の大山どりを、備長炭の本格炭火で丹念に焼き上げていらっしゃるとのことです。お料理の美味しさは言うまでもなく、このお店の特徴は、月島と言う土地柄と古民家、そしてゆったりした店内の雰囲気が醸し出している、アットホームな居心地です。ざっくばらんに、大変楽しいひと時を過ごしました。






月島に出た時に、立ち呑みのつねまつ久蔵商店へ。出雲の地酒を中心に日本酒がズラリと並び、店内は老若男女で満席の賑わいです。日本酒をホッピーで割る、ポンピーというメニューもありました。それを見て、日本酒のことをかつては「ぽんしゅ」って言ってたのを思い出しました。今も言うんですね。はしごの二軒目でしたので、アテは「大人のたまご豆腐」だけ頼んで、呑み、語り合い、夜長を楽しみました。



 3/23










二子玉川の成城石井で『カレーの壺 ≪スパイシー≫  』  を買ったので、キーマカレー作った。18種類以上のスパイスやハーブと、ショウガやにんにく、たまねぎなど、たっぷりの香味野菜のうまみがギュッと凝縮された、誰でもおいしく簡単にスリランカカレーが作れると評判のローストスパイスです。とは言え、玉ねぎと人参のみじん切りを、生姜やにんにく、クミンで香りを出した油で炒めたところへ挽肉、なす、「カレーの壺」、そしてトマト缶や野菜ブイヨンを投入しました。辛さの後から追いかけてくる豊かで複雑なスパイスの香りがスリランカカレーを彷彿させますが、とっても食べやすく本格的な味わいです。1瓶でカレーなら約22皿作れるので、1皿あたり30円弱です。カレー以外にも塗って焼くだけのタンドリーチキンや炒め物など様々な料理に使えて重宝する代物です。チキンに合う爽やかで鋭角的な辛味です。生産者のマリオさんが暮らすスリランカは「ご飯づくりはスパイスの調合から」という文化だそうで、日々の料理には手間と時間がかかるとのこと。マリオさんが日本滞在中、スリランカにはなかった「カレールウ」と出会い、帰国後にスパイスを混ぜ合わせたカレーペーストを開発・販売したところ、長時間の台所仕事から解放された!と、スリランカの主婦たちから熱烈な支持を受けたそうです。その後、日本にもスリランカの食文化を広めたいという想いから、スリランカカレー本来の味を活かしながら、より日本人の口にも合う味を目指し、試行錯誤を繰り返し完成した商品が『カレーの壺』です。化学調味料や動物性原材料、香料や保存料といった添加物、小麦粉は使用されておらず、スパイスやハーブは、できる限り自社農園もしくは提携農園にて、農薬や化学肥料を使わず、水と太陽と自然の堆肥のみで栽培したものを使用しているとのことです。1986年に始めたフェアトレードを経て、国内外を問わず、地域の力で諸問題の解決を目指すコミュニティトレードへと活動の場を広げている「第3世界ショップ」がサポートしています。

 3/24
朝食、六本木ヒルズのグラホ≪Grand Food Hall≫で買った東京点心の食パンを厚切りにしてピザ風トーストにして食べた。東京点心の食パンは卵や添加物を使わず国産小麦、国産バター、生クリームを使って作っているとのことで、1日・2日経っても柔らかい食感が変わらないと評判だそうです。もちろんトーストすればサクふわで抜群に美味しいです。

辻堂、テラスモール湘南の越後叶家でランチ。上杉謙信ゆかりの地、栃尾名物の栃尾揚げのお蕎麦。でっかいお揚げはしっかりした食感で食べ応えありました。109シネマズ湘南の半券提示で二八そばを名物のふのりそばに無料で変更いただけました。ふのりとは海藻で、その昔は糊やシャンプーの代わりに使われていたそうです。



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