【12/2(sat)】藤沢市民会館で開催された、本町サッカースポーツ少年団創立50周年記念式典に出席しました。藤沢で最も歴史の古い少年サッカーチームということで、サッカー協会の方や鈴木市長のほか、神奈川県のサッカー指導者が多数ご参集の晴れ晴れした宴で、改めてその歴史の重みを感じました。僕は、本町小学校の児童を母体とした少年団としてのチームワークを育みながら、志は高く打倒クラブチームを掲げて、2000年からの6年間、指導に参画しました。6年間で627試合を子どもたちと戦って通算勝率8割4厘、マリノスに勝って優勝したキリンカップなど大会優勝29回の結果を親御さんと共に喜びました。一方でトーナメント戦のPK戦は苦手で、試合終盤に同点にもつれそうになるとチーム全体が弱気に包まれるのは手を焼きました。結果、PK戦は3割5分しか勝てませんでした(涙)勝ち負けの前に、自分のできることすべきことを精一杯チームのために行い、その結果が勝ちだったら嬉しいよね、というスタンスで子どもたちには接してきましたが、親御さんの手前、最も勝ちにこだわっているのが自分だったりもしました。齢40前後の迷いの多い時期に、子どもたちから多くを学んだ時期でもありました。式典お開きの後も、河岸を変えて思い出話に花を咲かせました。
【12/3(sun)】NP祭でポカポカ陽気の静岡へ。展示ブースは美容製品のお試しやマルシェの試食、電気や共済のご相談など各地と同様ですが、静岡は開場と同時に製品購入のカウンターにほぼ全員が向かって列を成すところが斬新です。新たなご縁を多数いただき、テンション上がるご意見を賜わり、有意義な一日を過ごしました。ありがとうございます!
静岡は片道2時間の近さなので、帰宅してからお土産に買ったシラス餃子と桜えび餃子を焼いて食べた。美味しいけど、餃子は肉肉しい方が良いと思います(笑)
2017年~2018年のJR SKISKIキャンペーンは、JR東日本発足と映画『私をスキーに連れてって』公開から30年を記念した特別企画として、同映画に出演した原田知世と三上博史を起用して展開するとのこと、めっちゃ懐かしい!ちょうど30年前、社会人になって間もないこの頃以来、スキーに行ってないです。
ちなみに映画の挿入歌に採用された松任谷由実の「Blizzard」は、大学4年の時にリリースされたアルバム『No Side』の収録曲だったから、映画より少し前の学生時代の印象です。このアルバムにはビリー・ジョエルの「Uptown Girl」へのアンサーソング「Downtown Boy」をはじめ、「木枯らしのダイアリー」「破れた恋の繕し方教えます」など印象深い曲が多い。歌謡曲ヒットチャート全盛時代におけるニューミュージックシーンのアレンジの斬新さが、終わりゆく学生生活とプレバブル時代のビジネス社会との接点でカオスを抱えていたプライベートと相まっていた印象を呼び起こし、強烈なノスタルジーとして迫ってくる。アルバムタイトルの「No Side」は今でもカラオケでよく歌います。
あ、原田知代の「バーン!」って撃つやつも良かったですね!原田知代は1983年の夏に公開された『時をかける少女』に当時15歳で初主演、当時の僕は体育会弓道部に所属していたこともあって、彼女の弓道胴着姿をとりわけ初々しく感じたものです。83年の夏と言えば僕らは大学3年で幹部として最後のリーグ戦を目前に控えながら、夏休みに有志男女20人ぐらいで乗用車4台くらいに分乗して蓼科・清里あたりの「ロッジ」を点々と自炊しながら3泊ぐらいする旅に出たりしてました。
「ロッジ」と言うと、松任谷由美の「ロッヂで待つクリスマス」はさらにずっと古く1978年のアルバム『流線形'80』の収録です。が、なんと実は映画『私をスキーに連れてって』でインストゥルメントが使われている。そして『流線形'80』は松任谷由美のアルバムの最高傑作なのではないかと思ったりする。晴海埠頭からイメージした「埠頭を渡る風」、山下達郎がバック・コーラスに参加した「真冬のサーファー」、沢田研二への提供曲「静かなまぼろし」、来生たかおとのデュエット曲「Corvett 1954」、三浦半島の油壺の入江からイメージした「入江の午後3時」など、ユーミンアレンジを印象づけている楽曲が満載だ。
その後も松任谷由美は「Destiny」「恋人がサンタクロース」「カンナ8号線」「真珠のピアス」「ダンデライオン」などのヒット曲をリリースしながら、松田聖子や小林麻美など多くのブレイクアーチストに楽曲を提供することでユーミンワールドを築き上げ、と同時にリゾート地で開催するコンサートスタイル確立することで、その世界観が映画『私をスキーに連れてって』の挿入歌採用の文脈につながっていく。
ちなみにちなみにユーミンの松任谷由美は本名で、デビュー当時の荒井由実も本名。1975に松任谷正隆と婚約、翌76年11月20日リリースの4枚目のアルバム『The 14th Moon(14番目の月)』が荒井由実として最後のクレジットアルバムとなり、同年11月29日の横浜山手教会での結婚以降のアーティスト名は新姓の松任谷由実となっている。
『The 14th Moon(14番目の月)』は荒井由実を「卒業写真」の強烈な印象から解き放って松任谷由実に進化させた大きな意味を持つ傑作なのではないか。アルバムタイトルの「14番目の月」はもちろん、ハイ・ファイ・セットへの提供曲「朝陽の中で微笑んで」、八王子方面へ向かう際の中央自動車道からイメージした「中央フリーウェイ」、岡崎友紀への提供曲「グッド・ラック・アンド・グッド・バイ」などの印象は鮮烈だ。このアルバムから松任谷正隆がプロデュースを担当することになり、サウンド的にかなり豪華になっての成功は、このアルバムで歌手を引退するつもりだった意志を返上、活動継続につながったという経緯を頷くに足るものだ。
ユーミンのアルバム制作には当時、細野晴臣、山下達郎、大貫妙子、尾崎亜美、ハイ・ファイ・セットといった、自らの音楽シーンを演出するミュージシャンも多数参加して「ユーミンシンジゲート」みたいになっていた感じを当時の僕は受けていたが、プロデュースの中核には松任谷正隆が深く関わっていたのだろうと思う。
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