中目黒のシェア型クラウドキッチン KitchenBASE @kitchenbase_food で淡路わかめをたっぷり練り込んだ『つるもちヘルシーわかめ麺』をいただきました。麺がもっちもちでお腹にたまります。が、麺の原材料の半分以上はわかめってことで一食350Kcalとうどんの半分ちょっとのカロリー。さらに食物繊維やミネラルたっぷりでヘルシーこの上ないとのこと。メニューからおくら・長芋・納豆のネバネバコンビのわかめ麺をチョイス、低温調理の蒸し鶏胸肉ときのこをトッピングしました。トッピングは他にも「和ハーブ(みょうが、みつば、大葉)」「赤玉ねぎ・スプラウト」「温泉玉子」『ゆでたまご」「ミニトマト」「なす」「水菜」「海藻」などがずらり。そんな中でこの組み合わせは僕の好みのストライクゾーンど真ん中で、わかめ麺の食感も相まって大満足の美味しさでした。KitchenBASEはフードコートのように感じがちですが、全く違います。4つのキッチンブースが建ち並ぶ、お持帰りとデリバリーの専門店です。料理動画メディア「Tastemade」紹介料理、エスニックタイカレーとガパオの Tawandong DELI & CURRY 、NYハンバーガーの MartiniBURGER 、肉とサラダの新感覚油そば Handy Craft Works 、スムージーの MURB Smoothie Veggie & Protein 、低温調理サラダ弁当の The Most Powerful Healthy BENTO 、産直野菜サラダの The SALAD BAR、そしてヘルシーヌードルの SEAWEED Noodle といった幅広いカテゴリのキッチンが設備をシェアして各種メニューを提供しているのです。ビジネスシーンにおけるシェアリングはレンタルオフィスとかは古くからあるけど、この形態は新鮮味があります。実店舗の投資をする前に、気軽に間借り店舗のように使ったりできますね。この方向の延長線上を考えると、シェアリングエコノミーとは単に共有による経済合理性の実現を超えて、ビジネスインフラを先般話題となった量子コンピュータのように非常に移ろいやすい状態にする、マーケティング理論をカオス状態に変革するエポックに成長していくのかも、否、マーケティングとはそもそもが揺らぎをどの方向に収束させるかと企画するものと見ればその要素が増えたに過ぎない、とは言えこのスキームは表現次第では面白いコンテンツになるかもなど、淡路の激流が育てたわかめが生み出しているプリプリ麺の強いコシを味わいながらあれこれ未来に思いを馳せました。
