朝は薄曇りで空気がひんやりしてたのに、お昼は初夏を思わせる陽気で泉ガーデンの緑地に足を踏み入れると、萌える若葉に包み込まれたかのよう。お昼はアークヒルズの宇和島鯛めし丸水に行こうと思ってたんだけど、いつの間にか閉店しとる。となると俄然鯛めしが食べたい！って事で虎ノ門のかどやまで歩く。夜だけ営業の西麻布 霞邸の方は連れていってもらったことありますが、こちらは初めてです。ちなみに生まれ育った名古屋ではご飯と一緒に炊き上げたタイプの鯛めしが専らだったので、この卵かけご飯みたいなスタイルに遭遇した時は衝撃でした。出汁に卵をよく溶いて鯛の身、海藻、大葉を浸し、お櫃からよそったご飯にかけてお茶漬けのようにサラサラ。これがスタンダードな食べ方ですが、僕はご飯にかけずに別々に食べる方が好きです。というか、ご飯をシャビシャビの茶漬のようにしたくない。カルビ＋白飯のように食べたい。ということで、一膳目はお店のお姉さんの指導に忠誠を尽くして茶漬スタイル、二膳目からは焼肉スタイルで。コレ、コレー！これは作法に反するのでしょうか？出汁と卵が絡んだ鯛の身をご飯にのせて一気に頬張る。鯛や海藻の食感に出汁や卵黄、大葉の風味、そしてご飯の甘み。よーく噛み締めて、よーく味わったら溶き卵の出汁をすすって口内の卵黄＋出汁濃度を一気に高める。ここまでワンセットを堪能したら、お茶、すまし汁、香の物などでクールダウン。新たな気持ちで次のセットに向かいます。ちなみに地元名古屋のひつまぶしも、出汁茶漬けではなくて薬味だけのせて食べる方が僕は好きで、後半に満腹感をかわすのが茶漬スタイルというのが悟りの境地です(笑)。そしてこちらはお米そのものがすごーく美味しかったです。サイドの南予特産のじゃこ天、すり身団子のすまし汁、香の物も安定の美味しさでした。メニューは「宇和島鯛めし御膳」が一番人気ですが、天ぷらと茶碗蒸しが付かない宇和島鯛めし単品にで十分満足しました。食後もオフィスまで徒歩で戻り、今日はこの時点で歩数、8960歩となりました。
昨日、虎ノ門に出たとき通りがかったカレー屋さんが、13時過ぎにして『ごめんなさい ＝終了＝ 本日すべて売り切れ』の看板。カレー屋の売り切れって凄いなーと思い、今日はもう少し早い時間に足早に虎ノ門へと向かい、無事そのカレーにありついた。月替わりのランチメニューの「チキンハッサン」を注文。お店の説明ではムスリムの家庭料理で、細かく挽かず大粒のまま使う香辛料とハーブが特徴とのこと。サラダ、サフランライス、そしてカレースープとチキンの香辛料焼きは別々の器に盛って、全てが銀の丸トレイにのっかって提供される。サラダはこの手の付け合せにしてはたっぷり。カウンターに置いてあるお店オリジナルっぽいオレンジ色したドレッシングをかけていただきます。そしてチキン。カレーもさることながらこれが美味しい。カウンター越しに厨房の格闘を見るに、下味をつけたチキンを250℃のオーブンでグリル、その後大振りのフライパン経由でみんなのプレートへ出来立てがサーブされます。粒マスタードがたっぷり使われていて口の中でプチプチする食感が楽しいです。卓上にはいろんなスパイスがあって、これを使うと味のアクセントが変わって、また楽しいです。カレーは通常の中辛が当店の甘口ぐらいの辛さとのご指導もあり甘口をチョイス、ゆで卵をオプション。カシミールのようなサラサラスープなので、サフランライスをカレーに浸していただきます。複雑なスパイスの風味が口の中に広がって、めっちゃ美味しいです。店の名は「カレーの店 ガン爺」。去年の9月のオープンですが、食べログカレー百名店に選ばれた新橋の名店「タージマハール」が移転・改名したお店とのことです。行列、売り切れとなるはずですね。
お昼は麻布十番、シンガポール肉骨茶専門店の新加坡肉骨茶《Singapore Bak kut teh》へ。2周年とのことで、大感謝特別メニューの「肉骨茶カレー」をいただきました。スパイスの達人「シャンカール野口氏」と「カレーマン」とのコラボによるアレンジは、カレー、ライスに、ナスとタマネギのアチャールが盛られたプレート。野菜やパクチーを増し盛りして、後半はスリランカカレーのようにマゼマゼして風味や食感の変化を楽しみました。このメニューは4/29までで、4/30〜5/9はラーメン肉骨茶が登場するそうです。
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