【6/25(mon)】元麻布の幻燈士なかだで会食。世界中の美食家のためのガイドブック、FOODIE Top 100 Restaurant Worldwideに選ばれたお店です。大将の中田 昇氏は同い年。富山市内の老舗フランス料理店「レストラン小西」にて全てのポジションを経験した後に渡仏。アルザス地方のCaveau Morakopfにて修業した後、富山市内で「カヴォーモラコフ」を10年間営む。その後、和食の奥深さに触れ、出汁の取り方やすっぽんのさばき方などを身につけるために様々な経験を経て2009年に幻燈士なかだをオープン。フォアグラ酒粕漬けの蒸しパンサンド、そして写真の尾崎牛のせの肉味噌うどんが特に美味しかった。日常から距離のあるクオリティの食事、そして会話、インスピレーション。充実したひとときをいただきました。
【6/26(tue)】アークヒルズの陳麻婆豆腐へ。
二軒目は新橋。スポットライトで昭和を回想しました。
【6/27(wed)】お昼は外苑前のシトロンでランチ。お店への道中、路地から表通りに出る高層オフィスビル脇の道を歩いていたら、前方からすらっとした長身のOLさんがふたり、ランチワゴンで買ったと思しき紙袋とドリンクを両手に前方から歩いてきた。年季を感じる路地と近代的なビルの間、背景には数台のモダンなランチワゴンを従えた構図に、オシャレなワーピースをまとった2人が談笑しながら颯爽と歩く姿は女性誌のグラビアページのような質感で、ここはどこなのか?と一瞬思ったりする。とその時、突如としてすごい突風が吹き寄せ、ふたり揃ってそのワンピースの裾は、ふわっと膨らんだ次の瞬間に完全に風に持ち去られた。両手がふさがっているふたりはキャッ!と声で抵抗するのがやっとで、裾を押さえた時には悪戯な風はもう彼方へ去った後だった。ほんの一瞬のことだったけど、それはもうフィクションを超える非日常感に包まれた瞬間だった。
リクルートの先輩たちが中心となってオーナーをしている銀座のフレンチ、イル ルオーゴへ。店名はイタリア語ですが(笑) 今回は土屋さんやネッキーさんとご一緒に。偶然にもきーさんとかもご一緒となりました。
【6/28(thu)】無性にハンバーガーが食べたい衝動に駆られて、お昼にAuthentic<オーセンティック >へ。六本木一丁目と溜池山王の中間あたりの赤坂に抜ける道をちょっと入ったところにあります。一番人気のブロッコリーチーズバーガーは食べたことあるので、今日は王道のダブルチーズバーガーのアボカドトッピング。新橋ベーカリー製のバンズはカリフワで甘い香り、そしてパテの肉肉しい食感に、チーズ、マヨネーズ、マスタード、ケチャップ、胡椒などの風味がトマトの酸味と混然一体となって迫ってきます。
名古屋の菓匠、花桔梗のあんトースト最中をいただきました。喫茶店王国名古屋は江戸時代から茶の湯文化が庶民にも浸透しており、抹茶とお茶菓子での一服が発展して喫茶文化になったとか。そして名古屋喫茶と言えば小倉トースト。このあんトースト最中は、厚焼き最中皮をトーストパンに見立てて粒あんや粒あんバターを塗って食す和菓子です。
【7/3(tue)】梅雨は明けたが酷暑は変わらず、お昼はお肉!ってことで会社近くの美音
へ。伝説のシェフ岡野延弘氏は、日仏の名門店でフレンチやイタリアンを学んで肉・魚・野菜を使いこなすうち、特に野菜の持つ限りない可能性を見い出すことに。その可能性を実践する場として代々木上原にオープンした「獏」は看板もメニューもない店として業界の穴場的お店として評判に。その後スターバックスの抹茶フラペチーノやミツカンの金のごまだれをはじめとする多くの商品企画に携わる経歴を経て、5年ほど前に美音で久しぶりにシェフを再開したとのことです。イチオシのローストホース丼は、馬肉のヘルシーな食感こそ健在ですが、馬肉と知らずに食べたらきっと馬肉だとは思わないです。新鮮なワサビのアクセントも素晴らしく、野菜サラダ、小鉢の胡麻豆腐、そして野菜たっぷりのお味噌汁と、どれもこれも美味しい。そして1,000円。ビーフシチューやチーズハンバーグなど、他のメニューも食べてみたいです。